【G-NET全日本ハードエンデューロ選手権 競技規則】

 

  1. ライダーの心得について
    • 当該競技に必要である技能、体力、知識を備えていること。
    • 参加者は、安全で適切なヘルメット及び装備を装着し、怪我の防止に努めること。
    • ライダーは常にマシンを安全にコントロールできる状態でなければならない。安全にコントロールできない状態、本人又は他のライダーに危険を及ぼす恐れのある場合、参加は認められない。
    • 競技参加者は、常にスポーツマンとしての自覚を保ち、下品な言動や行動は厳に慎まなければならない。
    • 各大会の競技規則、公式通知を熟知しその決定に従わなければならない。
    • アルコール類又は薬品(興奮剤、麻薬等)によって精神状態をつくろってはならず、 アンチドーピング精神を遵守すること。
  2. 出場車両について
    • 参加車両の排気量や規制については各大会に準ずるが、G-NETシリーズポイント対象車両はオープンとする。
    • 安全に走行できるよう整備やチェックを怠らない事。
    • 排気音量、オイル漏れについては特に注意し環境や地域住民に配慮する事を忘れてはならない。
  3. シリーズ戦の発表について
    • 各大会主催者と協議の上で、毎年1月頃に発表する。
  4. エントリーについて
    • 各大会に準ずる。(各大会ホームページなどで確認)
    • 年間固定ゼッケンに選ばれたライダーについては、各大会のエントリー開始後速やかにエントリーを行うこと。
  5. 順位等の決定について
    • 順位、及び完走者の定義については各大会の競技規則の定めるところによるが、G-NETポイント獲得対象者はG-NET運営事務局が独自に定めた下記の公式ポイントを算出して定める事とする。
  6. G-NETシリーズポイントについて
    • 各大会の順位に基づき、下記表のポイントをG-NETシリーズポイントとしてライダーが獲得するものとする。

    順位1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位
    ポイント25222018161514131211
    順位11位12位13位14位15位16位17位18位19位20位
    ポイント10987654321
  7. シリーズランキングの決定について
    〇シリーズランキングの決定については、G-NETが定めた開幕戦~最終戦のポイント集計により決定する。
    〇2022年度のランキング集計は全6戦中成績の良い順に5戦を考慮した有効ポイント制とする。
    ※ 同一ポイントであった場合は下記の条件を考慮し決定とする

    1. 当年の最高順位、
    2. 同位であれば回数が上回る選手(最高順位のみが対象)
    3. 当年の出場回数が多い選手
    4. 昨年のランキング上位の選手
    5. 昨年の出場回数の多い選手
    6. 年齢の高い選手
      【ここまでが同位である選手については、同位とする】
  8. 最終戦となるG-zoneへの出場条件
    〇第6戦終了時のランキング20位までの選手に出場の権利が与えられる。
    〇20位までの選手は招待選手とし、エントリフィーは免除される
    〇JNCC JEC 国内の主要シリーズ戦の上位陣(条件は大会約1か月前に提示予定)も出場する権利が発生する(自薦、他薦は運営事務局判断による)
    〇G-NETが特別に認めたライダー
  9. シングル固定ゼッケンについて
    • 年間シリーズ総合順位上位9名はシングル固定ゼッケン獲得者とし、翌年度のレース1年間をランキングに応じた同じ番号で出場する事とする
    • ゼッケンの色は黒ベースに白文字を基本とする。
    • 翌年シリーズ全戦に出場する権利を保障する。 (参加枠の確保)
    • G-NET運営事務局より認定証が発行される。
  10. G-NETシリーズ年間総合優勝者について
    • 年間総合優勝者は「KING OF G-NET」の称号を与え、チャンピオントロフィーまたはプレートまたはその両方を贈呈する。
    • 翌年のシリーズ全戦においてエントリーフィーは全て免除とする。(各大会へのエントリーは自身でおこなうこと)
    • G-NETシリーズチャンピオンは、ハードエンデューロ界を盛り上げるべく各大会の宣伝広報活動を率先しておこなうこと。
  11. 賞典外選手の扱いについて
    • 各大会において、賞典外選手はリザルトに含まれないとしても、G-NETシリーズポイントは順位に応じて付与する。
  12. 損害に対する責任について
    • シリーズ全戦において人の死傷、後遺症、車両及びその付属品に破損が発生した場合、その責任は原則として参加者が負わなければならない。
    • 大会開催施設や近隣の家屋、設備などに損害を与えた場合、その責任は当時者が負わなければならない。
    • 参加ライダーは各大会の運営規則に定めた傷害保険やライセンスに加入すること。
  13. 大会コースの認定について
    • 大会前日のコース確認において、コースが非常に危険であると判断された場合、シングル固定ゼッケン者内で話し合い、その代表は主催者に対しコース変更の申し出を行うことができる。主催者は、選手との協議を拒否することはできない。なお、最終的なコースの決定については、各主催者の判断によるものとする。
  14. 申し合わせ事項
    • 各モータースポーツの交流の一環とした「主催者枠エントリー」については、大会主催者宛てに「主催者枠」として事前に申し込みを行い、相互間で連絡調整を行うこと。
    • 申し込みを受けた主催者は、主催者招待枠としてエントリー受理を検討すること。